【Googleの元面接官が語る】英語の面接で絶対に好印象を残す心構え

面接で好印象を残すには、どうすればいいんだろう?面接官ってどういった人に好印象を持つんだろう?

こんな疑問に答えます。

僕はグーグル時代に、50人以上の採用面接を行ってきました。グーグルの面接は難易度が高いことでも有名ですので、英語の面接を準備中の方の参考になれればと思います。というか、英語でなくても参考になるはずです!

これからお話するポイントを押さえれば、準備万端とまではいかないものの、失敗する確率は大幅に下げられます。自分もこれまで何十回と面接されて、大失敗もしていますので、同じわだちを踏まない手助けができればと思います。



面接官が確認したいこと

面接官が確認したいことは、たった2つです。

  • この人と働きたいか
  • この人は仕事ができるか

たったこれだけです。「この人は仕事ができるか」に対しての準備については、下記の質問集への回答を準備する必要がありますが、今回は「この人と働きたいか」への準備に焦点をあてて書きます。

【Googleの元面接官が明かす】英語の面接で聞かれる質問119選とその答え方

2019年1月14日

どういった姿勢で面接に挑めばいいか。ここを押さえないと、仕事ができても採用されない可能性があります。緊張して自分を出せなかったとか、いつもと全然違う自分になってしまった、とかは失敗です。でも意識するポイントさえ押さえていれば、こういったことは確実に避けられます。

 

絶対に失敗はしない5つの心構え

最初の3つは自己紹介のやり方でも書いた点とほぼ同じですので、もう読まれた方は飛ばしてもOKです。

【元Google社員のコツ】英語の自己紹介で好印象を残す・方法と例文

2018年11月23日

 

Confidence = 自信

面接において、最も重要なことは自信です。なぜかというと、自信のなさ=自分自身できるかどうか分からない、ということですので、特に外資系ではこれは相当なマイナスです。そもそも面接官は、わずか1時間で仕事のパフォーマンスは測れないと思っていますので、自信のなさ=かなりの確率でできないと思われ、それだけで一発アウトです。

欧米では自分自身が信じられない人は「やましいことを隠している」あるいは「弱くて頼りない人」という、マイナスな印象をもたられてしまいます。自ら墓穴を掘らないように、 まずは根拠レスな自信をもって挑みましょう。欧米人でも、それほど根拠はなかったりするので心配しないで大丈夫です!

Smile = 笑顔

笑顔と一言でいっていますが、この中には大事な要素が2つあります。

1つ目は意識的に作る笑顔です。

欧米では敵意がないことを相手に伝えるために、要所でニコっとするのが普通です。「面接で敵意なんかあるわけないだろ!」って思わないでください。「 私はあなたの友達です、嫌いじゃないです」と意識的にやるべきです。ずっとニコニコしていると、変な人と思われるのは欧米でも一緒ですww なので、素顔と笑顔を自然にミックスさせましょう。

2つ目は無意識に出る笑顔です。

これは小手先ではできませんが、 「今日は俺/私は面接を楽しむ」と決めこむと、実際少し楽しく感じられて、笑顔が出しやすくなります。面接はストレスが多いし、あまり楽しいものではないけど、それでも無理やり楽しむぞ!って念じると、案外楽しくなってくるのです。これも自信と同じで根拠なんていりません。そして、楽しもうと努力していることは、必ず相手にも伝わります。

あがり症だった僕は、よく頭がまっしろになってパニックってましたので、断言できます。どんなに答えにつっかえても、どんなに頭がまっしろになっても、「自信」と「楽しむ心」さえ忘れなければ、面接中に歯止めなく転がり落ちることは絶対になくなります。

Humility = 謙虚さ

これも小手先ではどうにもならないのですが、心構えを変えるだけで効果があります。

欧米では自信が最重要ですが、傲慢な人はどこへ行っても歓迎されません。でも日本で美徳とされる「言わずもがな」的な謙虚さもあまり評価されません。やったことは自信をもってはっきり伝えながらも、「自分はまだまだ発展途上である」という自己認識を真剣にもてるどうか、がこの謙虚さに表れます。

僕は20代後半ぐらいに、頭でっかちになった時がありました。仕事がそれなりにできるようになり、給料も上がってきて、何でもできるような気になってくる時期があります。それはそれで、成長が実感できて良いことなんですが、今思えば、謙虚さが足りないと「自分の目標値はそれほど高くないです」と周りに大きな声で言うような、とても恥ずかしいことだった、と反省しています。

というのも、もし自分の目標値が真剣に高ければ、その目標値にどういった人がいるかを調べて会いに行きます。そうすると、自分になにが足りないか、差分が見えます。でも目標値が低いと、そういった差分を感じられないので、天狗になってしまうんです。なので、頭でっかちな人というのは、目標が低い人とも言えます。

そして面接官のほうが実力が上であれば、そういった姿勢はすぐに見抜かれます。そして、「この人の目指す目標はこの程度か」「謙虚さが足りないから、一緒に働きたくないな」と思われてしまいます。なので、 謙虚になるためには、高い目標を日頃から持ち、その目標値と自分の差分を自分の肌で理解して、心の底から「自分はまだまだ発展途上だ」と思えるようになることです。

Maturity = 成熟度

話を聞いただけで、この人は頼りになりそう、経験がありそう、仕事ができそう、っていう人いますよね。いろんな要素がそういったオーラを作ってるんだと思いますが、そう言う人が必ずもっているのが、「豊富な語彙」とそれを「巧みに選ぶ順応力」です。ようは、言葉を選ぶ余裕があるということです。これはするために意識すべきは、2点です。

相手の関心からずれていないか、話ながらチェックする

これは 自分が話しながら、同時に自分の論点と相手の関心をチェックする習慣です。これは習慣化して、日頃から練習できるといいです。慣れると誰でも簡単にできます。これができないと、面接官が聞いていないことをダラダラと話してしまいがちです。これを意識するだけで「… Am I answering your question?」とか「Please let me know if I’m not answering your question … 」といった言葉が自然にでるようになり、ずれにも一早く気づけるようになります。

口から出す前に、言葉の選択が最適かチェックする

これもある程度心に余裕がないと難しいのですが、どういう言葉を選択すると最適か、妥協せずに考え続けながら話すということです。イメージしづらいので、具体例として、以下を面接官に聞かれたとします。

“ Tell me about a time when you lead without authority? ” (正式な権限がない時に、リーダシップを発揮した時について教えてください)

こんな時に、”When I was working for project ABC, I wasn’t a leader, but I did XYZ … “ みたいな回答をしようと思ったとします。

この時、言葉を選ばずに話すと、上記みたいな感じで言ってしまうかも知れません。文法は間違っていないのですが、よく考えるとあえて「僕はリーダーではなかったのですが」という必要はあったでしょうか?という疑問がわきます。かなり細かいのですが、面接を通してこういったことを積み重ねると、面接官がもつ印象は大きく変わってきます。

こういった細かいことも、一瞬で考えるクセをつけるといいです。この例では ” I wasn’t a leader “よりも、例えば “no one was taking the lead on this, so I did XYZ… ”(誰もリーダーシップをとっていなかったので、私は… )と言うとどうでしょう。同じことを言っているのに、「リーダーではない受動的な印象」から「積極的にリーダーシップを発揮しにいく印象」へとガラッと変わりますよね。

日本語ではおそらく誰もができていることが、こういった細かいところまで英語ではできていない人が多いです。でもだからこそ、もうひと押し努力する習慣をつけることで、他の候補者との差別化できるんです。

Focus = 集中力

ゲームに熱中して何時間もたっていたことって、おそらく誰でも経験したことありますよね。面接でも、挨拶からエレベーターのドアが閉まるまで、一言一句一切聞き漏らさない集中力が必要です。ここでいう集中力とは、 ただずっと話を聞くというレベルではなく、一言一句聞き漏らさない、全身全霊で相手の意向を吸収する強烈なものです。

集中力も、意識するだけであげられます。瞬発的に集中力をあげることで、理解力も大幅にあげられます。ピアノなどの楽器をやったことがある人であれば、こういった集中力がすでにある人が多いです。そういった短期の猛烈な集中力を、切らさないようにする練習を日頃からしておくと、面接でも力を発揮しやすくなります。

僕はもともと集中力がなく、興味がないと全く集中しないと通信簿に書かれ続けました。昔いじわるな人に「でぃえご君は人の話を聞かないからなー」とわざわざ僕の送別会でみんなの前で言われて恥をかいたことがありましたww 腹がった僕は、これを期に「集中力を圧倒的に上げる」「今後は人の話を一言一句聞き逃さない」と自分に誓いました。

それ以来、僕は集中力が格段に上がったので、嫌味を言ってくれた人には、こっそり感謝していますw

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まとめ

念の為いっておくと、この5つの心得は「全部あれば受かる」というものではありません。あくまで実際に面接される前に、僕が意識していたものです。僕の弱みと全く違う弱みをもっている人がいた場合は、これ以外のことも意識すべきかも知れません。でもこの5つを意識できれば、少なくとも面接で大失敗することはなくなるはずです。

この記事の5つの心得は好感度をあげるものですが、パフォーマンスがいまいちでも好感度が高ければ、面接官も人間ですので、質問で助けてくれようとします。また、不採用になった場合でも、他の部署で受けさせてもらえたり、Wait Listに入れるかも知れません。

そして、特にリーダーや管理職を目指す人は、謙虚さと成熟度が重要になってきます。集中力は、もともと持っている人はいいのですが、僕みたいにのほほんと育ってきた人は、ワンランク視座をあげて集中力を大幅にあげられると、印象がグッとあがるはずです。

最後にひとつ注意したいのは、業種によって価値観や求められる人材像が異なることです。特に、コンサルや金融といった業種は文化が特殊で、会社によっては好感度をあまり見ていなかったりします。なので、そういった業種を目指す方は、よりパフォーマンスを重点的に準備したほうが、おそらくROIは高いです。

受かる確率をさらに上げたい方は、面接の自己紹介の仕方も参考にしてみてください!

【Googleの元面接官が教える】英語の面接で的を外さない自己紹介

2019年1月12日

みなさんの面接が、うまく行きますように。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

YOLO. You only live once!



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