【トリリンガルが明かす】英語学習において絶対に押えるべき4つのポイント

英語は色々やってきたけど、なんでまだ思うように話せないの?日本にいながら英語が話せるようになった人は、どうやって勉強したの?自分となにが違う?

と悩んだことがある人のために書きます。

僕は、英語ネイティブのバイリンガルですが、今タイ語もほぼ習得しつつあります。なので、大人になってからも言語を習得していて、課題の乗り越え方が見えてきましたので、英語を伸ばしたい方の役に立てればと思います。

こんな僕が考える、英語学習において絶対に押さえるべき4つのポイントを紹介します。



まずはモチベーションを必要なレベルに上げる

言語の習得は、モチベーションをかなり高めないとなかなか続きません。

なぜかというと、ゼロの状態から日常会話ができるようになるまで、1年でみっちりやっても900時間はかかります。働きながらもっと薄く伸ばしてやる場合は、もっとかかります。そして、仕事ができるレベルを目指すと、少なくとも1350時間、おそらく1800時間ぐらいかかります。

さらに、 その900〜1800時間を、ある程度まとまった期間内にやらないといけません

人は時間が経つと忘れるので、ある程度一気にやらないとものにならないんです。留学して1−2年でやってしまうのが理想ですが、多くの人はそれができません。それでも 3−4年以内にはやらないといけないので、ほぼ毎日、何時間も、毎週、何年もやらないといけないんです

今トリリンガルになりつつある僕は、人生で3度ほど言語を習得しています。

ものにできた言語

  • 母語である 日本語
  • 8歳からアメリカで始めた 英語
  • 昨年から毎日やっている タイ語

でも僕でも、3度ほど言語の習得を中途半端にやめています。

ものにできなかった言語

  • 小学生で3年やった スペイン語
  • 中高で5年やった フランス語
  • 社会人で1年やった 北京語

ものにできた3言語と、できなかった3言語の違いはなにか?

これはもう、モチベーション以外に何もないです。

では、ものにできなかった3つの言語のモチベーションはというと、

  • スペイン語は、たまたま中南米に住んでいたから、、、
  • フランス語は、たまたまイギリスにいたから、、、
  • 北京語は、たまたまた仕事で台湾担当だったから、、、

モチベーションがめちゃくちゃ弱いですよね。
実際、やる理由がなくなったら、全くやらなくなり、今はほとんど覚えていません。

一方で、ものにできた3言語のモチベーションはというと、

  • 日本語は、母語ですので、言うまでもなく生きるため
  • 英語は、アメリカの現地校でサバイバルするため
  • タイ語は、タイで起業するため

こうして見ると、言語をものにできたときというのは、強烈なモチベーションがあります。これだけモチベーションが強烈だと、誰だって100%の力でやりますよね。僕が言語をちゃんと習得できたときは、必ずこういった強いモチベーションがありました。そして、中途半端に終わったときは、モチベーションも中途半端だったんです。

なので、英語をものにするうえで一番大事なことは、

  • なぜ学びたいか?
  • 学ぶとどんなにいいことが待っているか?
  • そこに到達する自分の意欲レベルはどんなもんか?
  • そのためになにを犠牲にできるか?

といった、ちょっと面倒だけど大事なことを、自分に問うことから始めるといいと思います。

もしこの答えがあまりパッとしない場合は、「もっと英語へのモチベーションをあげるうえでできることはないか?」「どうすればもっと英語にワクワクできるか?」「まだ気づいていない英語をやるべき目的はなにか?」といったことを自問自答できるといいです。自分のモチベーションを攻略できれば、英語学習という長旅を乗り越えられる確率がグンとアップするはずです。

例えば、

  • 出世や転職をして、年収をアップしたい
  • 外資系企業で働いてみたい
  • 外国人と対等に仕事ができるようになって、駐在したい
  • 英語で仕事もできるようになって、日本を飛び出したい
  • 日常会話が不自由なくできるようになって、海外で生活したい

といった、具体的な目的がある場合は、できるだけそれを具現化して、ワクワクすることをマックスにイメージして、どこかに書き留めるといいと思います。そして辛くなったら読み返すんです。 自分のモチベーションを、強烈な燃料タンクのようなものに貯蓄していくことが、英語をものにする最大のコツだと思います。

一番いけないのは、モチベーションがハッキリしないまま、なんとなく英会話学校に通うことです。これだと、忙しくなるとすぐ辞めたくなります。しかも、頑張っても英語の土台が積み上がらず、同じことの繰り返しで報われないのでやはり辞めたくなります。そして、自分は意思が弱いと自己嫌悪になるかも知れません。

でもこれは意思が弱いのではなく、そもそもスタート時点でモチベーションが足りていなかっただけなんです。なので、モチーベーションという燃料タンクをしっかり作って、道中で補給もできれば、誰だって何年でも頑張り続けて、その言語をマスターできます。

週何時間、何年間続けるか予め決めてしまう

言語習得において普遍的な要素が3つあります。全てあたり前にみえるかもですが、意外と意識していない人が多いと思います。

必要な総勉強時間は決まっている

総勉強時間は、ゼロから始めた場合、日常会話なら900時間、仕事レベルなら1350〜1800時間といったイメージです。個人差はもちろんありますが、だいたい同じです。

やるべき総年数も決まっている

理想は1〜2年以内ですが、長くとも3〜4年以内でやるべきです。5年以上だらだらやってペラペラになった人を僕は知りません。

総年数を伸ばせば、必要な総勉強時間は増える

やるべき期間を例えば2年から4年に伸ばすと、900時間ではなく、1200時間とか、1300時間とかに増えるはずです。時間の経過とともに忘れてしまうロスと、脳への負荷が足りずに、なかなか脳内で血肉化しないためです。

この普遍的な3つの要素によって、週何時間・何年間続けるべきか、ある程度決まります。あとは、自分のスケジュールとやる気レベルに応じて、2年間で900時間やるとか、4年間で1200時間やるとか、レンジを微調整するだけです。

期間と勉強時間の関係は、こちらにも詳しく書きましたので、あわせて読んでください。

【トリリンガルが検証】英語学習に必要な期間と盲点

2018年11月21日



基礎となる文法と単語をどう学ぶか決める

意思の疎通に必要なことは、言葉の意味と、その並べ方、この2つだけです。難しく考える必要はなくて、ただそれだけのことです。では、どうやってそれらを初級、中級、上級、仕事レベルへと持って行くかというと、単語と文法をレベル毎にやるだけです。

単語は、独学でもできます。単語帳を買って暗記してもいいですし、うまく整理された参考書があれば、それをコツコツと暗記して増やすことができます。

文法は、一度誰かに説明してもらったほうが効率がいいです。単語と違って、ルールの意味を理解する必要があるので、どうしても例文や質疑応答で学んでいくほうが速いです。特に初級や中級の文法は、しっかりした学校で良い先生をみつけて、みっちり教えてもらったほうが後で楽だと思います。

そして、あとはリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングに落としこんで反復して、各々を血肉化していくだけです。この血肉化で重要なのが、英語にどっぷり浸かる環境作りです。

どっぷり浸かる環境を自ら作りだす

こどもが言語を覚えるときは、当たり前ですがその言語にどっぷり浸かります。だから世界中どんなに貧しい人でも、言葉を話せるようになるわけです。実は、本当は文法なんて教えてもらわなくたって、どっぷり浸かれば人の脳は勝手にパターン認識で覚えてしまうんです。語学学校に一切いかずに、タイ語で仕事するまでに至った人の話をします。

中華系マレーシア人の義理の兄
彼は10年ほど前にタイに住み始めてから、語学学校など一度も通ったことがないのに、今や会社を起こしてタイ人とばりばり大きな事業をまとめています。住んでいたら勝手に覚えたらしいですw 彼もパターン認識でかってに言語を覚えた人です。何ももたずにただ飛び込んでも、どっぷり浸かれば言葉のパターン認識で勝手に覚えられるんです。

このどっぷり浸かることを、イマージョン(Immersion)と言います。イマージョンを作り出すには、半年でも1年でも留学できれば、それがベストですが、できない方は、それを日本にいながら短期間でどう作り出すかがカギになります。このイマージョンを自ら作り出した2人のお話をします。

大学時代の日本人の親友
僕の大学の同期は、海外経験ゼロで英語が全くできず、学内でもダントツでできませんでした。”Spring has come”を「バネもってこい」と真剣に訳すぐらいでした。でも彼は社会人になってから、英語のラジオやニュースを聴きまくって、日本にいながらどっぷり浸かる環境を自ら作り出し、英語力を飛躍させました。そしてマッキンゼーという外資コンサルの最高峰に入って、プリンシパルというレベルまで出世して、今は某外資系企業の日本代表をしています。
タイの大学に通うタイ人の義理の姪っ子
彼女はタイ以外に住んだことがないのに、英語がかなり話せます。びっくりしたのが、聞き取り力の高さで、アメリカに2年間も留学していた妻よりも、聞き取る力があるんです。「どうやって勉強したの?」と聞くと、彼女は一言「Youtube」。ひたすらYoutubeで鍛えたらしいです。ドイツ語も同じ方法で習得中というからびっくりです。ドイツ語で映画を見まくっていたら、まだ話せないけれど言っていることはだいたい分かるようになってきたようです。

なにが言いたいかというと、 人が言語を学ぶ上でめちゃくちゃ大事なことは、脳にこの言語は学ばないとダメだと、思わせることです。そう思わせるためには、イマージョンの環境が必要なんです。毎日何時間も浴びないといけないんです。筋トレと同じで、脳にも必要な負荷をかけ続けないと、脳内のシナプスがつながらないんだと思います。

そして、今はさまざまなMediaが誕生して、前よりそういった環境を作りやすくなっています。例えば、好きな時に好きなだけみれるYoutube、Youtuberの生きた英語、洋画のストリーミング、字幕の補助技術、スピードの調整技術、経済ニュースのポッドキャスト、安価なオンライン英会話、フィリピンへの短期留学など、たった10年前よりも選択肢がたくさんあります。こういった進化をフルに活用して、自分だけのイマージョンを作り出すことが英語習得の最大のコツです。

まとめ

もうすぐトリリンガルな僕が考える、英語学習のキーポイントは4つだけです。

モチベーションを必要なレベルに上げる

言語は、筋トレより大変です。筋肉のように何週間単位ではなく、何ヶ月単位でようやく成果が実感できます。しかも、年単位で、毎日のように脳にインプットし続けないとものになりません。でも、それを踏まえて心構えをしっかり作っておきさえすれば、言語は誰だって100%登れる山です。だって、世の中に言語をしゃべれない人なんていませんから。誰だってその気にさえなれば、100%できます。これは断言します。

週何時間、何年間続けるかを予め決める

言語は、雪だるまのようなものです。何かを学んだら、その学びの周りに、さらに学びを巻きつけて、どんどん大きくしていくんです。でもダラダラと雪だるまを作っていては、中心となる玉がどんどん溶けてしまい、いつまでたってもおおきくなりません。だから、数年以内にできるだけ集中してやる必要があります。いずれその雪だるまは、氷となって夏をも越せるカチカチぴかぴかの玉となります。そしてこの玉は、あなたの人生を変えます。

文法と単語をどう学ぶか決める

文法はどうしても独学では効率が悪いので、基礎のインプットは、信頼できる学校で良い先生に教えてもらいましょう。単語はほぼ暗記ですので、ある程度独学でいけます。音楽を習うときもそうですが、初めはみっちり基礎を叩き込んでもらったほうが効率的ですし、成長が早いです。でもある程度、基礎のインプットが終わったら、今度はそれを血肉化しないといけません。それには会話などの実践と、どっぷりつかる環境が必要です。

どっぷり浸かる環境を作る

今はテクノロジーが進化して、無料の英語の動画やテキストがたくさんネッ上にあります。これを活かさない手はないでしょう。でもある程度基礎ができていないと、Youtubeや映画を見ても楽しくないと思うので、それはまずしっかりやりましょう。テクノロジーの進化によって、つまらない This is a pen 的な教材とはおさらばして、楽しいYoutuberや好きな映画をみまくって、日本にいながらどっぷり英語に浸かれる環境を自分で作り出しましょう。

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ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
YOLO. You only live once!



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