【元Google社員】転職の失敗は怖くない、もっと怖いのは…

転職したいけど、不安で怖いし、後悔したくない。転職で失敗すると、どんな感じなんだろう?失敗した人たちは、どうなっちゃうんだろう?

このブログは英語がメインなのですが、今回はそれにこだわらず、転職全般に不安を抱えた方に向けて書きます。

この記事が信用に値するかですが、僕は今まで3回転職しており、 1年半で退職したことが2回もあり、給与が下がったことも2回ありますので、世間からすれば「3回中2回も失敗している」と言えるかも知れません。ただ、僕はこれを失敗とは思っていないので、理由については後ほど解説します。

そして色々な経験をして、3回目の転職でGoogleという自分史上最高の会社に巡り合うことができました。なので、転職で失敗も成功も経験していますので、少しでも転職に向けて不安を抱えている方の参考になれればと思います。

では、さっそく見ていきましょう!



転職の失敗パターン

まず失敗が怖いのであれば、その実態を解明すれば怖くなくなるので、転職によってどういった失敗があるか、ざっと見ていきましょう。

給料が下がった

冒頭でも書きましたが、僕は3回転職して、給与が2回も下がっています。。。

1回目は、商社から200人ぐらいの 日系ベンチャーに転職したときで、2割近く下がりました。そして、2回目は、タイに 現地採用で転職した時ですが、そこから更に2割以上下がりました。

さらに、1社目と2社目の間に、海外のビジネススクールに行ったこともあって、500万円ぐらい借金もしていました。普通はビジネススクールに行くと、市場価値が上がって給与は倍ぐらいになるのですが、僕は1社目から3社目で、逆に半分ぐらいに減っていました。周りからみて「あいつ何やってんだろう」というのが大体の見方だったと思いますw

でも、後悔したことは1ミリもありません。給料は内定時に決まるので、承知のうえで転職しています。言い換えると、 給料を下げたくなければ、内定を辞退すればいいだけですので、給料に関するリスクはありません。入った後に思ったより昇給が少ない、というのはあるかも知れませんが、これも転職前に、glassdoor.com、四季報、社員や元社員などに聞けばある程度分かることですので、リスクは大してありません。

でも、僕のように給料を下げることは全くおすすめしません。給料は会社の自分に対する評価ですので、できるだけ高いに越したことはありません。そして、再び転職する際には、その額が一つの基準になって、次の転職先から評価されます。また、やりがい搾取のように、やりがいや居心地の良さを謳って、給与を抑える会社も僕はおすすめしません。

そんな僕が なぜ2回も減給させてまで転職したかというと、そこで得られる経験に確かな価値を感じていたからです。2社目のベンチャーはユニークな教育系の会社で、僕は「人を育成する」ということに非常に関心がありましたので、どうしてもそれを経験しておきたかったのです。結果的に、その会社では自分も教壇に立つことができ、一皮もふた皮も向けて、プレゼンやリーダーシップなど、様々なレベルアップができましたので、減給以上の経験ができたと今は思っています。

そして3社目は、当時の婚約者(今の妻)がタイ人だったこともあり、どうしてもタイで働く必要があったため、現地採用というかなり不利な条件で転職しました。タイに行っていなければ、今の愛娘も存在していなかったので、この経験も1ミリも後悔していません。現地採用という立場には正直苦労したのですが、それも今となっては自分の血となり肉となり、様々な精神面で強みになっています。

なにが言いたいかと言うと、 転職時の給与のリスクはもともとコントロール可能だし、給与以外でも、自分のプロとしての成長、人間としての成長が得られるのであれば、一時的に下がったっていいということです。安易に下げることは絶対にすすめませんが、どうしても下げないとその経験が得られないのであれば、下げてもそれで自分の価値を高められればリスクではないということです。

業務内容が違った

入ってみたら面接時に確認した内容と違った、ということもあると思います。こうなってしまうパターンは、3つあります。

  1. 自分の勉強不足で、調査が足りなかった
  2. 転職先に悪意があり、騙されてしまった
  3. 転職後に状況が変わり、異動を余儀なくされた

おそらく一番多いのは、1つ目ではないでしょうか。2は、情報を隠そうとする会社を避ければいいです。3は、ある程度仕方ないと思いますが、できるだけ情報を集めることでリスクは減らせます。方法は、3つあります。

面接時に人事や面接官に、根掘り葉掘り聞く

転職時は受かりたい一心で、遠慮がちになってしまいますが、ここは 遠慮する必要はありません。業務内容が想定と違うことは、転職の失敗で一番致命的ですので、直接しっかり確認しておきましょう。逆に、採用側もミスマッチは離職率や採用コストが上がるので無くしたいと思っていますので、ここを聞かれて嫌な顔する人はいません。嫌な顔をされれば、何か隠している証拠ですので、そういった会社はむしろ避けたほうがいいです。

社員や元社員に会って、業務内容を聞く

面接というと、採用側が指定してくるだけのイメージがありますが、受ける側からリクエストしてもいいはずです。ただ、内定の前はまだ採用側に交渉力がありますので、 内定を取ったあとに、「業務内容についてもっと詳しく理解しておきたいので、社員の方とお話ししてもいいですか?」と言えば、どなたかと時間をセットしてくれるはずです。これも、ミスマッチを無くすためですので、驚く方もいるかも知れませんが、断る理由はないはずです。

ネットや書籍などで業界や会社の情報を収集する

これをやっている人は多いと思いますが、 とにかく手を付けられる情報は全て徹底的に見るという意味です。大企業を受ける場合は、僕は関連書籍を少なとも3−4冊は買って読んでいました。完読する必要はないので、パラパラっと見るだけでも読まないよりマシです。Googleを受ける時は、アメリカの有価証券(Form 10-K)はもちろんのこと、ハーバード・スタンフォード・バージニア大などが発行しているGoogleに関する全ケースを読み漁りました(Caseは個人でも買えます)ので、面接官が知らないようなことも知っていたかも知れません。

人間関係・ワークスタイルが合わなかった

企業文化の相性も、業務内容と同じぐらい大事です。「何をするか」と同じぐらい大事なことは、「誰とするか」です。どんなに仕事内容や社会の貢献度合いにやりがいを感じいても、 社内の人や取引先と合わなかったら、すごいストレスで仕事が楽しくなくなります。

これを防ぐ方法は、たった一つです。 できるだけ多くの社員や元社員と会って確かめることです。これは時間がかかりますし、面倒ですが、会って自分の肌で感じるしかありません。ネットでの情報も参考程度にしかなりません。なぜならば、人間の好みは人それぞれだからです。自分の兄弟が居心地いい!と言っても、自分も同じように感じるとは限りません。なので、自分で確認して、「なんか疲れる」とか「なんか楽しい」といった直感を信じるしかありません。

会社の経営が傾いた

入社した後に、会社の状況が変わるということもあると思います。これを避ける方法は、いくつかあります。

財務諸表を見ておく

ビジネススクールに行かなくても、 公開企業であれば ullet などで今は簡単に調べることができます。売上は順調に伸びているか、利益率はどう推移しているか、社員数はどうなっているか、市場のコメントはどんなものか、などを見るだけで入社していきなり潰れるような可能性は減らせます。 非公開企業の場合でも、こういった情報を知ることは受ける側の当然の権利ですので、面接などで遠慮せずに聞きましょう。こういった基本的な情報も候補者と共有してくれない透明性の低い会社は、入社したあとも社員に情報を共有してくれない可能性が高いので、避けたほうがいいです。

成長産業にいく

成長産業は、ただでさえ 市場全体のパイが膨らんでいるので、それだけで会社が傾く可能性を減らせます。今であれば、僕はまよわずIT産業をおすすめします。デジタル・マーケティングなどの成長産業は、人が足りないので自分の市場価値を上げるチャンスでもあります。そして、成長産業は若い人が多いので、経験値でうるさいことを言ってくるおじさんも少ない傾向にあります。

社長の経営力を評価する

日本の大企業の場合、誰が社長でも同じような人が上がってくるのであまり変わらないのですが、中小企業や外資系の場合は、社長によって企業文化や経営内容もがらっと変わります。なので、 社長の経歴、インタビュー記事、動画など、できるだけ社長の情報に触れて、直感的に魅力的かどうか見て判断するものいい方法と思います。おそらくみなさんが魅力を感じなければ、社員もそこまで感じていない可能性があります。できるだけ魅力的な社長の元で働きましょう。

 

転職が怖いと感じる理由

ここまで読まれた方は、 失敗は自分次第でかなり避けられることがお分かりいただけたと思います。では、それでもなぜ「転職が怖い」と感じるのでしょうか?

本質的な要因は、2つあると思います。

世間体

失敗したらどうしよう?
前職の同僚と会った時、どんな顔をしよう?
友人にどう見られるんだろう?
親になんていおう?

これが世間体を気にしたときの、怖いと感じる理由です。

結論から先に言うと、 世間体なんて、言葉は悪いですが「マジでクソくらえ」です。特定の人に言ってるのではなく、世間体という、この得体の知れないものに対して僕が思う気持ちです。

こんなことを言うとあれですが、ぶっちゃけ周りの人は、みなさんが仕事でなにしようと大して気にしていません。みんな自分のことで精一杯なんです。FacebookやInstagramで投稿を見たときに思いだすぐらいです。そして、そのあと直ぐみんな忘れますw

でも、みなさんが選んだ仕事は、24時間 x 365日、これから生きる年数だけずっとみなさんに影響をし続けます。いやな上司やつまらない仕事は夢の中にも出てきます。だから、世間体なんて気にせずに、自分のやりたいことをやればいいんです。自分のやりたいことは、自分しか分かりません。しかも、自分ですらやってみないと分かりません。

何十年か後に、みなさんが引退して老後をゆっくり過ごしている時に、 自分が幸せだったかを決めるのは、世間でも親でもなく、自分しかいません(そしてその時はもう親もいません)。なので、世間体や親は全力で無視して、自分のやりたいことに耳を傾けましょう。

ちなみに、僕は今まで4回退職していますが(起業のためGoogleを辞めたことも入れると)、そのうちの3回は親に猛烈に反対されました。

なんで一流の商社をやめるの?
タイの現地採用なんかやってどうするの?
日本に帰ってこれなかったらどうするの?
Googleみたいな良い会社をやめてどうするの?
なんで日本じゃなくてタイで起業するの?

こんな具合です。唯一反対されなかったのは、タイの現地採用を辞めて、日本のグーグルに転職するときぐらいです。長男ですので、家に帰ってきてほしかったのです。親なんてそんなもんですw 最初は、説得を試みていましたが、最近は「ああ、また反対してるな。でも今まで反対されたことはすべて上手くいっているから、今回も自分が正しいはずだ!」と思うようになりました。親には申し訳ないですが。

僕は両親にはとても感謝しているし、親孝行も一杯しているつもりです。でも、 親には理解できないことも多いんです。時代はかわり、人間は進化していくので、仕方ないことだと思っています。僕の娘が、将来僕に同じように感じても、仕方ないと思っています。もちろん僕は全力でそうならないように努力しますが、娘にもそう感じられることで、逆に僕がついていけないぐらい娘が進化した、とも思える日がくるかも知れません。

なので、自分の人生は自分で決めるしかありません。それが、自分を知り、人生で学ぶ一番の方法だと思っています。

自信のなさ

僕は1回目の転職時が、一番不安でした。なぜなら1社でしか働いたことがないので、2社目以降でやっていけるという根拠がなかったからです。

井の中の蛙だったらどうしよう?
ついていけなかったらどうしよう?

これを乗り越える唯一の方法は、「根拠のない自信をもつ」ことです。

なぜか、根拠がないと自信をもってはいけない、という意識がみんなあると思います。でも、良く考えると、みんなこの世に生まれてから、失敗せずにできたことなんてないはずです。よちよち歩きだって、ご飯の食べ方だって、みんな失敗しまくってできるようになって、自信を付けていきます。

なので、鶏卵のお話では、「失敗を乗り越えた成功体験」が鶏で、その結果「自信」という卵を得る、とほとんどの人は考えていると思いますが、実際はその逆で、 「自信」が鶏であって、「失敗を乗り越えた成功体験」が卵なんです。自信がないと行動できない、行動できないと失敗もできない、失敗できないと自信がつかない、という負のループです。

実際、僕は1社、2社、3社、4社、そして独立という仮定で、なんども失敗をするたびに、それを乗り越えてくることで自信が高まりました。これから起業でも失敗するかも知れません。というか、むしろ何度も失敗すると思っています。その失敗から学んでレベルアップするために、Googleという大船を去ったわけですから。

なので、 まずは鶏を準備しましょう。鶏は、「根拠のない自信」です

そして、 勇気を出して一歩を踏み出して、派手に大失敗しましょう。命さえ奪われなければ、失敗は必ず糧になります。



失敗よりもずっと怖いこと

僕は失敗が唯一かつ最高の学びかた、とすら思っていますので、失敗によってなにかを後悔したことは一度もありません。

こう思えるようになったのは、失敗よりもずっと怖いことに気づいたからです。

チャレンジせず、居心地と慣性で生きること

僕が一番怖いことは、好奇心やチャレンジ精神を失って、ただただ居心地の良さと慣性で生きることです。もちろん人によっていろいろな幸せの軸があっていいと思いますので、チャレンジしなくても幸せであればいいとも思います。こういった方に、僕がとやかく言うことはありません。

でも「チャレンジしたいけど怖い」という理由で躊躇している方がいれば、僕は「そのリスクを取れない状態」こそが一番怖いことです、とお伝えしたいです。そういった方は、せっかく成長意欲があるのに、得体が知れないという理由で、本来怖くない”失敗”というものを恐れて、確実に成長から自分を遠ざける慣性のなかで生きてしまう可能性が高いです。

もし人生の目標が「生ある限りできるだけ成長して、この世界を学び倒す」ということであれば、 慣性の中で生きることがむしろ「確実に失敗し続ける方法」とすら思います。

なので、転職したほうがいいかな、こっちの方が面白そうだな、と思ったことがあるけど失敗が怖いという方は、そんなことよりも行動しないことが一番怖いことだ、ということをぜひその度に思い出していただければと思います。

無意識に自らに蓋をすること

最近思うのですが、 人間その気になればなんだってできる、ということです。但し、長く続けられれば、という条件付きです。ということは、長く続けられるぐらい興味があれば、なんだってそれなりに成功できる、ということです。

それなのに、自分も含めてですが、みんなやる前から「無理でしょ」と決めつけてしまうことが多いです。この自らリミッターをつけることで、無意識に自分の可能性に蓋をしている人がどれぐらい多いか、最近よく考えるようになりました。

ここも世間体のせいだと思いますが、やってみてすぐ辞めたら恥ずかしい、といった感情でやらない人が多いのではないでしょうか?でもやりたいことなんて、一度やってみないと分からないとすると、自ら蓋をしていると、永遠に自分のやりたいことなど見つからない、ということにならないでしょうか?

だから僕は、 自ら自分の可能性に蓋をせずに、三日坊主と言われようと、中途半端と言われようと、おもしろいと思ったことを片っ端からやればいいと思います。やりたいことは、消去法でしか見つかりませんから。

 

なぜ転職をすすめるか

ここまで読んでくださった方は、もうお気づきと思いますが、僕は転職を全力で勧めます。

その理由は、2つです。

学生の経験値では、自分が本当にやりたいことなど絶対に分からない

学生が決めた進路が、天職である可能性は限りなくゼロに近いからです。

なぜなら、学生の経験値では、世の中のオプションを知り尽くせないからです。最近はインターンシップなども盛んになってきていて、これはそのギャップを埋めるうえで、かなりいい方向だと思います。それでも、3−4ヶ月、数社で働いただけでは、自分に何が向いているか、自分が本当にしたいことは何か、という境地には到底辿り着けません。よほど、運の良い方は別ですが、そんな方は1%もいないと思っています。

例えば、僕が学生時代に商社を選んだ理由は、①海外で働きたい、②ビジネスの仕組みを作りたい、でした。今思えば、タイで起業準備中ですので、初心は全く変わっていないかも知れません。

でも、学生時代の僕は、いくらOBに会おうとも、四季報を読もうとも、商社では幸せになれないということを知るよしがありませんでした。具体的には、僕は18歳まで海外にいたコテコテの帰国子女だったわけですが、こんな僕からすると、コテコテの日本の商社の文化が合うはずがなかったんです。そして、その後3回も転職して、ようやく人生を学び倒すには独立しかない、と思えるようになりました。

なので僕は、 全員が転職して当たり前だと思っています。現に海外では、みんな当たり前のように転職しています。むしろ一社にずっといるような人は、能力の無い人、チャレンジ精神のない人と思われがちで、30代とか40代になって初めて転職しようとすると敬遠されがちです(そんな方でも僕は転職を勧めますが!)。欧米では昔から転職が盛んですが、タイなどでもみなどんどん転職して、レベルアップしていきます。

日本だけ、「石の上にも3年」とか「初心貫徹」とか昔の価値観がはびこって、若い人の成長機会を減らしていると思えてなりません。繰り返しますが、僕の親も毎回転職には反対しました。でも 僕はこの時、親の意見を聞いていたら、100%今の幸せはないと断言できますので、そういった方には「貴重な意見をありがとう。でも自分の人生は自分が決めるよ。」って言ってあげましょう。

トライアル&エラーでしか、本当にやりたいことはみつからない

やりたいことは、トライアル&エラー(試行錯誤)でしか見つかりません。なぜならば、仕事というものは、不確定要素が多すぎるからです。

仕事の幸福度を決める要素ってなんでしょう?例えば、こんな感じでしょうか。

  • 報酬
  • 業務内容
  • 自己成長
  • 人間関係
  • 興味関心
  • 価値観
  • 場所
  • 将来性

ぱっと思いつくだけでもこれだけあります。しかも全て時間の経過とともに変わっていく変数だったり、透明性が低くて実際にやってみないと分からないことばかりです。

これだけの要素があって、 しかも大半は動く的(まと)だったりオブラートに包まれていれば、学生の知識で天職をみつけることなんて奇跡に近いと思います。特に成長が速い人や、変化が激しい時代では、大部分が重なりにくいのは仕方ないことだと思います。

したがって、学生や20代の若い人がパソコンの前でいくらウンウンうなったところで、なにが自分に向いているかなんて分からない訳です。であれば、さっさと転職して身をもって感じて、自分のやりたいことへの理解を少しづつクリアにしていくしかないです。

なので、転職では失敗して当然なんです。大事なことは、失敗から学んで、より自分にあった居場所へ一歩一歩近づいていくことです。

 

一度も後悔をしたことがない理由

僕は、転職を通じて大小様々な失敗をしてきました。それでも、 人生やり直せたら、全て同じ失敗を繰り返したいです。なぜならば、それらの失敗があって、今の自分があると確信しているからです。

2回の転職で給与が半減し、タイの現地採用でどぶ板営業をやったり、企業文化が合わない会社でやりたくないこともたくさんやったり、自律神経がおかしくなって大事なプレゼンで頭がまっしろになって大失敗したり、数々の面接に落ちて落ち込んだり、パワハラ上司にあたって毎晩うなされたり、転職という活動で本当にいろいろな失敗をしてきました。

それでも、 僕が1秒も後悔をしたことがないのは、その節々で、全力で情報を集めて、その時その時に最善と思える意思決定をしてきたからです。調べれば分かったのに、怠惰で調べずに失敗したのであれば後悔するかも知れませんが、その時その時にベストと思える決断をしていれば、その後の失敗は「不可避だった」と思えるようになれます。そうすることで、失敗を血肉化出来たように思います。

なので、 失敗は恐れずに、むしろ失敗することを予め想定して、そこから学ぶという姿勢があれば、後悔とは無縁になれます

 

まとめ

僕は、Googleで採用活動をしていたときから、候補者の少なさに驚いていました(Googleでは面接は人事や役員ではなく、チームが行います)。もちろん英語の要求水準が高かったということもありますが、毎年「最も働きがいのある会社ランキング」でNo.1を取っていた Googleのような会社でも中途採用の候補者が少ないわけですから、如何に日本の転職者が少ないか、肌で感じていました

でも、今の若い世代は少しづつ変わってきています。これを自然なことで、とても良いことだと思います。僕にとって働くことは、生きる意味と同等ですので、そんな重要なことを、未熟な大学時代にした意思決定で決めてしまうこと自体、ナンセンスだとすら思います。

もちろん同じ会社で一生過ごして、幸せな方もいると思います。 そういった方を否定するつもりはありませんが、そうでない方が大半であることは、僕のなかでは確信に近いものがあります

人生においてやりたいことを見つけることは、生涯の伴侶を探すことと似ていると思います。僕は幼稚園で先生を好きになり、小学生で同級生を好きなり、中学校で始めて彼女ができ、高校で別の子と失恋して、成人してからもいろいろな人と付き合って、自分が本当に求めている人物像がクリアになってきて、今の妻に出会いました。

ほとんど経験値がない大学の時に決めた会社など、幼稚園で好きになった先生とあまり変わらない気がします。100歩譲っても、中学校で初めて付き合った彼女でしょうか。もちろん学生時代から付き合って幸せになれた人もいますが、ほとんどの人は社会人になってから何人か付き合ったあとに、伴侶をみつけているのではないでしょうか。

なので、仕事選びも、失敗してなんぼです。勇気をもって飛び出すために、この記事がみなさんの肩を少しでも押せたなら嬉しいです。

より自分らしく、生き生きと働ける場所が見つかりますように。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
YOLO. You only live once!

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