【元Google社員が解説】「よろしくお願いします」日常・ビジネス・メールなど用途別の使い方

 

検索でこのページに来られた方は、おそらく「よろしくお願いしますって英語でなんて言うんだっけ?」とググられたはずです。

Googleのキーワードプランナーというツールを使って調べたところ、 日本人が最も頻繁に調べている英訳フレーズが、この「よろしくお願いします」でした。

実は「よろしくお願いします」は英語では言いませんので、直訳はないのですが、文脈によって表現できますので、今回はそれを解説していきます。

この記事が信用に値するかですが、僕は英語ネイティブの元Google社員で、広告の営業をするかたわら、Googleの社員にビジネス英語を教えたり、プレゼン研修を担当したりもしていましたので、英語にはちょっと自信があります。

では、さっそく見ていきましょう!



「よろしくお願いします」の4つのパターン

英語では言わないので直訳できないのですが、文脈ごとに整理すると、だいたい以下のパターンかと思います。

  1. 挨拶のあと
  2. 何か頼んだあと
  3. メールの締めなど
  4. その他の期待値

文脈ごとに英訳するとこうなります。

挨拶のあと

「一緒にお仕事させてください」「一緒に仲良くしてください」といった文脈ですので、英語だと “ I look forward to … “ が最も近い表現です。

職場や取引先での挨拶 → “ I look forward to working with all of you “
学校での挨拶 → “ I look forward to having a great time together “
近所での挨拶 → “ I look forward to seeing you often “

みたいな感じで、 内容はポジティブでレレバントであればなんでもいいんです。

何かを頼んだあと

「しっかりお願いします」「ちゃんとお願いします」といった文脈ですので、英語では “Please let me know if …” とか “I really appreciate your …” みたいに、 念を押すのが一番近い表現になります。

“ So I’d like to ask you to prepare some material for our next meeting. Please let me know if you have any issues. “

“ Please pick up her up from the airport at 10am tomorrow. I really appreciate your help on this. “

みたいな感じで、「重要なことを頼みましたよ」「大事なことだから感謝してますよ」と伝えます。

メールの締めなど

「何かを頼んだあと」に近いのですが、そうでもなくただ形式的に入れている人もかなり多いと思います。

英語では、 形式文句は無駄と認識されますので、むしろ入れない方がいいです。なので、直訳はシンプルに “Thanks, “ とか “Best regards,” になります。

ただ、例えば、最終面接の役員にメールでお礼を言う場合など、丁寧にしたい場合は、”I really look forward to contributing at your company” とか “I really appreciate your time” とかがいいと思います。

その他の期待値

結局「よろしく」というのは、言い手に何らかの期待値があり、ただ島国の日本ではいわずもがなで分かってしまうことが多いので、省略して「よろしく」と言っています。

でも、海外ではいろいろな考えの人がいるため、これが通用しません。なので、上記以外のシチュエーションで「よろしく」と言いたいときは、 具体的になにをよろしくしてほしいのか、言語化すればいいだけです。

具体的には、

議長がメンバーへ「よろしく」

”I want this meeting to be a productive one, so I expect full participation from all members”

患者が大手術をするお医者さんへ「よろしく」

”I just want to say thank you for everything you have done. I’m looking forward to my days after the surgery”

親が保育士へ「よろしく」

”Thank you for taking good care of my daughter everyday. We really appreciate it”

といった感じです。

要は思っている期待値を言語化すれば、「よろしく」となるわけです。



英語ではそう言わないちょっと深いい訳

世界中のあらゆる言語の中で、 日本語は最も高文脈な言語と言われています。そして、英語は最も低文脈な言語の部類に入ります。

なんか高文脈というと、「お!高いの?なんかいいんじゃね?」って思いがちです(僕も最初そう思いましたw)が、そういう訳ではありません。

高文脈というのは、「あうん」で通じてしまうことをどんどんハショッた言語ですので、たんに曖昧な言語という意味です。そして、低文脈というのは、誰が聞いても分かるように、曖昧さを排除した、より具体的な言語という意味です。

出典:株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ

そして、日本語がこのように発展してきた背景には、当然日本が島国であること、同一民族であること、閉鎖的な文化であったことなど、さまざまなことが影響しています。

対象的に、欧米ではヨーロッパという比較的限られた地域に無数の国が混在して、いろいろな文化や言語がひしめき合ってきましたので、はっきり言わないと分からない環境であったことなどが影響しています。

英語では、ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化などと言います。面白いので、ご興味のある方は一度上のリンク先を読んでみてください。

【元Google社員が選ぶ】英語おすすめアプリ超厳選3選

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ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
YOLO. You only live once!



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