【商社マン流】英語の司会進行でおさえるべきフレーズ10選

司会がもつべき目的意識は、2つあります。参加者の意見を引き出して生産的なディスカッションにすることと、議題をできるだけ計画通りに進めることです。「かっこいい司会進行」とは、つまりこの目的をがっちり押え続けている人です。

今回は、商社・MBA・Googleなどで15年以上英語でビジネスをしてきたネイティブな僕が、この2つの目的に絞って、司会進行をばっちりキメるフレーズを10個ピックアップしました。いろいろな言い回しで参加者をマネージする手助けになれれば嬉しいです。

また、フレーズの丸暗記がなぜ中級者以上の方におすすめか、こちらにまとめていますので、まだでしたらぜひ読んでみてください。

【ネイティブが解説】なぜ英語フレーズの丸暗記は超絶おすすめか

2018年11月24日



We have a lot to cover

「今日は盛りだくさんなので」という意味です。冒頭にこれを伝えることによって、「効率的に進めないと時間切れになっちゃうよ」「発言はコンパクトに進めていきましょう」という司会の期待値を予め参加者にインプットできます。この一言で、だらだらスタートすることを防ぎ、後半でスピードアップしないといけない時にも司会進行として一貫性がでます。

例文
We have a lot to cover today, so let’s dive right in! “
We have a fair amount to cover today, so we should probably move quickly “
和訳
今日は盛りだくさんなので、早速ですが始めましょう!」
今日はそれなりに議題があるので、おそらく早く進めたほうがいいですね」

Get your feedbacks/inputs/thoughts on

みなさんのフィードバック/インプット/意見がほしい」という意味です。冒頭で参加者に質問をふることで議論をスタートさせることが多いと思いますが、そんなときに便利なフレーズです。Feedbacks/inputs/thoughtsは、ほぼ同じ意味ですので、同じ文章のなかで使いまわしてもOKです。

例文
“ I wanted to get your feedbacks on my proposal that I emailed yesterday. What did everyone think? “
“ I wanted to use this time to get your inputs on this issue. Could you share your initial thoughts? “
和訳
「昨日メールした提案についてフィードバックがほしいのですが、みなさんどう思いました?」
「この時間に例の件についてみなさんのインプットがもらえればと思います。第一印象としてどう思ったか共有してくれますか?」

Turn the question around to the group

「みなさんに逆に聞きたいのですが」という意味です。参加者から司会へ直接質問がきたとき、それを全体に聞き返すときに使います。むしろ全員に聞くべきなのに、なぜか司会へ質問されるときってありますよね。そんな時に、スマートに使える超便利なフレーズです。

例文
“ Takashi, how have we responded in the past when we had similar issues in the past? “
“ That’s a good question. I want to turn that question around to the group. How did you respond in your teams? “
和訳
「タカシさん、過去に似たような問題があったときって、どうしていたんでしたっけ?」
「良い質問ですね。みなさんい逆に聞きたいのですが、みなさんのチームではどうしてました?」

Do you want to talk about xxx ?

「…について話せますか?」という意味です。”Can you talk about… “ や “Please talk about” でももちろん正しいのですが、「話したいですか?」と聞くことによって「話せますか?」と少しソフトなニュアンスになって、配慮のいき届いた司会進行を演じられます。上司や部下に配慮するときや、不意にふらないといけないときなどにも使える便利な言い回しです。

例文
“ Anna, do you want to talk about ABC? I heard it’s progressing very well “
“ Bob, do you want to talk about XYZ? Or is that topic not ready yet? “
和訳
「アンナさん、ABCの件について話せますか?非常にうまく行っていると聞いてますが」
「ボブさん、XYZについて話せますか?もしかしてまだ話せる状況じゃないですか?」

Going off track

「脱線している」「話が脇道に逸れる」という意味です。イシューからズレたことについて長く議論されそうな場合、司会として軌道修正したいときに便利です。また、司会ではない場合でも、「ちょっと脱線しますが」と前置きしたうえであえて別のイシューを上げたいときにも使えます。

例文
“ We are going off track a bit. Let’s get back to our issue on ABC. “
“ I know we are going off track a little, but what do you all think of XYZ? “
和訳
話が少し脇道に逸れているので、ABCのイシューについて話しましょう」
ちょっと話は逸れますが、みなさんXYZについてはどう思いますか?」



Take it offline

直訳は「オフラインでやりましょう」ですが、「別途話しましょう」という意味です。質問の内容が多くの参加者に直接関係がない場合や、1対1のやりとりで時間がかかり過ぎてしまいそうな時に、「今ここで話さずに、別の機会にお話ししましょう」といえる便利なフレーズです。

例文
“ Can I ask a question about ABC? “
“ Well, let’s take that one offline because most people here don’t know about that “

“ Can I ask a question about ABC? “
“ Sure, so ABC is blahblahblahblahblahblahblahblahblah … “
“ You know what? Let’s take it offline. It seems complicated“

和訳
「ABCについて質問していいですか?」
「えー、それは別途話しましょうか。ここにいるみなさんは多分その件知らないんで」

「ABCについて質問していいですか?」
「はい、ABCの件は、なんとかかんとかなんとかかんとかなんとかかんとか…」
「こうしませんか?思ったより複雑そうなので、別途お話しましょう

Running behind

「遅れている」「時間が押してる」という意味です。話が逸れているわけではないけど、全体的に遅れ気味なときによく使います。”We are running out of time”でももちろんいいのですが、何度も同じことをいうとしつこく聞こえるので、いろいろな言い回しで同じことが言えると、スムーズに司会ができます。

例文
“ We are running behind schedule, so let’s pick up the pace a little bit? Ok, next agenda! “
“ We are running behind a bit. Let’s move on. “
和訳
ちょっと遅れ気味ですので、ここからペースアップしましょうか。じゃあ、次の議題です。」
ちょっと遅れています。次に行きましょう」

Spent enough time on

「充分議論した」「充分時間を使った」という意味です。一つの議題に時間をかけすぎた時に、素早く次の議題に進めたいときに使います。この件は話尽くしたし、これ以上話ししても生産的ではないので、一旦次に行きましょう、と言いたい時に便利です。

例文
“ I think we spent enough time on this topic. Let’s move on to the next one “
“ We spent enough time on this issue. It really depends on ABC and we can’t say for now, so let’s move on “
和訳
「この件については充分議論したのではないでしょうか。次の議題に行きましょう」
「このイシューについては充分時間を使いましたよね。ABC次第で、らちが明かないので、次に行きましょう

For the interest of time

これも「時間がないので」という意味ですが、この言い回しを使うとちょっとスマートに見えます。ここも “we don’t have much time left” と言ってもいいですし、僕自身そういった直球を投げることも多々ありますが、ちょっとかっこつけたい時に使うフレーズです。簡単に使えますので、遠慮なく使ってかっこつけましょうw

例文
“ I think this discussion is quite interesting, but for the interest of time, let’s move to our next topic “
“ We have two more agenda left, but for the interest of time, let’s just focus on the last one “
和訳
「この議論は結構興味深いのですが、時間が押してますので、次の議題に行きましょうか」
「議題があと2つ残っていますが、時間が押してますので、最後の議題について話しましょうか」

Wrap up

直訳は「包む」ですが、「まとめる」という意味です。残り◯◯分というときに、そろそろ終わりにしないといけないですよ、という合図になる非常によく使われるフレーズです。”Finish up “ は「終わらせる」というニュアンスですが、「まとめる」といったほうが、結論を確認したり、アクションアイテムをまとめたりといった、生産的な終わり方に聞こえます。

例文
“ Ok guys, we need to start wrapping up. Here are my takeaways from this meeting … “
“ Let’s wrap up. Here are two things that came out of this discussion. “
和訳
「みなさん、そろそろまとめに入りましょうか。このディスカッションの結論は、…」
まとめに入りましょう。この議論で分かったこと2点は、…」

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
YOLO. You only live once!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です